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ご主人様=ドSせんせい
第2章 出逢い☆音楽室の光景
「えっ?」
思わず顔を上げると、先生が優しく微笑んだ。
「そんな顔して、何だと思ったんですか?ピアノの事ですよ。」
「あっ…ごめんなさい。」
エッチな事を考えちゃったなんて、絶対言えない…。
先生がフフッと笑う。
「週末の放課後なら、空いてますから、レッスンするんで良かったら、音楽室に来てください。」
先生が私の頭をポンポンとした。
「ありがとうございます!」
私がそう言うと
「では、金曜日待ってますよ。さっ、授業に遅れないように教室へ急いでくださいね。」
教室のドアを締める前に先生にお辞儀をして、ドアを閉めた。
こうして私は、週末に榊原先生からピアノのレッスンを受ける事になった。
優しく紳士的な榊原先生が、まさかあんな裏の顔を持っていたなんて、今は知るよしもなかった。