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第13章 学期末☆学園生活の日常

あれから、翠川先生が私達に何かをしてくる事は、なかった。

榊原先生にも、普通の同僚として、接してきているらしい。


季節はもう夏を迎え、今は学期末。

まさにﾃｽﾄ真っ盛りの時期で、榊原先生と翠川先生の事を悩む暇さえない程の忙しさで、嫌がらせを受けた事も、忘れ始めていた。

ﾃｽﾄ期間中は、お互いに忙しくて、榊原先生とは全然会えていない。

同じ学校にいても、生徒も教師も多い、大きな校舎では、偶然に出会う事も、難しい。

そして、今週は榊原先生の音楽授業で歌唱ﾃｽﾄがある。

先生のﾍﾟｯﾄになってから、ﾋﾟｱﾉは先生に聞いてもらっているが、歌はまだ聞いてもらった事がない。

すごい恥ずかしくて仕方ないし緊張する。

正直、先生の前で裸になるより、恥ずかしいかもしれない…。