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ご主人様=ドSせんせい
第13章 学期末☆学園生活の日常
あれから柊斗も、私に普通に話しかけてくれている。
先生と私の関係も、周りに話さずに内緒にしてくれている。
友達として、仲良くしてくれてる柊斗に感謝しているけど、あの日先生に言った柊斗の言葉が忘れられず、胸が痛む。
『愛音ちゃんを泣かせたら許さない。』
柊斗が真剣に、私を思ってくれている事がわかって、その気持ちに答えられない事に胸が傷んだ。
私はあの日、キスしようとした柊斗を突飛ばしてしまったのに…。
こんなに人気があるのに、なぜ私を好きになってくれたんだろうか。
グラウンドにいる柊斗を見ながら、そう思っていた。