この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第13章 学期末☆学園生活の日常
ゴールを決めた先生は、小さくガッツポーズをしている。
可愛いっ!いつもクールな先生も、あんな事するんだなー。
初めて見る先生の姿にドキドキする。
ゴールを決めた先生のもとに、男子達が近づいて、皆とハイタッチをしている。
最後に来た柊斗に先生が手を差し出した。
一瞬、戸惑いを見せた柊斗だが、その後先生の手に軽くハイタッチをした。
そんな柊斗の髪を先生は、クシャクシャっとして、柊斗と笑い合っていた。
何だか、すごく穏やかな午後の時間が過ぎている。
そんな穏やかな雰囲気のグラウンドを見ていると、榊原先生と柊斗が、こちらを見て、何やら話している。
2人で向き合って笑うと、こちらに向かって、大きく手を振った。
イケメン2人からのいきなりの攻撃に、私は恥ずかしくて、顔を背けた。
そんな私とは裏腹に、教室の中は、より一層黄色い声が響いていた。