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ご主人様=ドSせんせい
第13章 学期末☆学園生活の日常
グラウンドでサッカーをしていた榊原先生を見てから、やはり先生には1度も会う事はなく、歌唱テストの日になった。
楽しそうにはしゃぐ、同じクラスの女子達とは違い、私の足取りは重い。
あぁ…先生に私の歌を聞かれてしまう…。
音楽室に入り席に着くと花菜と柊斗が、私を見て笑う。
「そんなに緊張するか?」
「すぐ終わるって。」
2人に励まされながら、緊張していると、榊原先生が教室に入ってきた。
「今日は、1人ずつ準備室に入ってもらって、試験をするので、前の人が戻ってきたら、次の人が入るように。待ち時間は、今から配るプリントをやっていてください!では、出席番号1番の相川君からどうぞ。」
そう言って、先生と相川君が準備室に入っていった。
あぁーっ!先生を見たら余計に緊張してきたー。
プリントが頭に入らない。
その間もどんどん順番が進んでいく。
「沖田さん、入っていいよー。」
準備室から出た女子が、花菜を呼ぶ。
「じゃ、お先ーっ!」
花菜が立ち上がり準備室に入っていった。
あぁ、私ももうすぐだぁー。