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ご主人様=ドSせんせい
第14章 調教☆ドライブデート
夏休みに入ったある日の事、部屋でくつろいでいた私の携帯が鳴った。
誰からだろうとディスプレイを見ると、榊原先生からの着信を伝えている。
先生からの初めての電話に、ドキドキしながら出る。
「もしもし?愛音?榊原です。」
「はい。せんせ、久しぶりです。元気でしたか?」
初めて聞く電話越しの先生の声は、すごくセクシーでドキドキが止まらない。
「まだ2週間もたってないのに、学校がないと久しぶりな感じがするな。」
「ほんとですね。」
「愛音は、明日暇か?」
先生に言われて、スケジュール帳を確認する。
「はい!大丈夫です。空いてます。」
「車で少し遠出しないか?愛音が泊まりたければ、泊まっても平気だし、どうだ?」
「はい!行きたい!ぜひ泊まりたいですっ!」
私が張りきって言うと、先生が電話越しで笑った。
「そんなやる気満々な愛音には、申し訳ないけど、ただのデートじゃないからな。」
「えっ?」
先生が久しぶりにご主人様口調になる。