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ご主人様=ドSせんせい
第16章 デート☆水族館
呼吸を整え先生と水槽を見ていると、先生が私を見て微笑む。
「イッたばっかで、今の愛音の顔すごく色っぽい。周りが暗くて良かったよ。こんな愛音、俺以外に見せたくないからな。」
「あっ、ありがとうございます…。」
やだやだ、またドキドキしちゃうよー。
水族館の雰囲気がそうさせているのか、今日の先生はすごく甘い言葉を囁いてくれる。
こんなんじゃ、私の心臓がもたないよー。
水族館の暗い中でも、先生を見て振り返る女子は多い。
背が高くてイケメンな先生は、どこにいても目立つ。
そんな先生の横を歩くだけでも、何だか申し訳ない気になるのに、先生にこうして恋人扱いされると、緊張してどうしていいのか、わからなくなる。
さらに今日の先生の甘いセリフに、私は振り回されっぱなしだった。