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ご主人様=ドSせんせい
第20章 密告☆引き裂かれた二人
朝、目覚めると私はまだ、先生の腕の中に抱き締められていた。
少しだけ体を離して先生を見る。
先生の睫毛、長いなぁ。
寝顔も素敵…。
そう思いながらも、先生の腕の中にいると、昨日激しく愛し合った事を思い出す。
私、尻尾までつけたんだよね…。
どんどん本当のペットみたいに、なってきちゃったなぁ。
それはそれで、嬉しいんだけど…。
先生と体を重ねるたび、先生に開発され、先生色に染まっていく自分の体。
そんな自分も、不思議と嫌ではなかった。
もっと先生を知りたい。
もっと先生に愛されたい。
日に日に思いは募るばかりだった。
先生、これからもずっと愛してます。
愛しい先生の頬にチュッと軽くキスをした。