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ご主人様=ドSせんせい
第21章 確執☆榊原家の事情
☆榊原星夜side☆
今俺は、両脇を男達に囲まれた状態で、親父の自家用車に乗せられている。
いきなり部屋に入って来た男達に、何も出来なかった自分が情けない。
せっかく愛音と、夏休みを利用して二人だけの時間を過ごそうと思っていたのに…。
ふと、俺の右隣にいる男が、さっき愛音の乳首を引っ張りまくっていた事を思い出す。
「おい!お前!そういえばさっき、愛音の乳首勝手に触っただろ!」
急に思いだしたら、すごいイライラしてきた。
ギロッとそいつを睨むと
「あれは星夜様が、素直に我々の言う通りにしてくださらないのが、いけなかったのですよ。」
涼しい顔で、そう言ってきやがった。
チッ!
俺が悪いのかよ!
「あぁー!ムシャクシャする。親父のヤロー!許さねぇ!」
この後、会う事になるだろう親父への怒りがどんどん増していった。