この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第21章 確執☆榊原家の事情

愛音がこの横にいる男に、あんな事をされて、これ以上逆らえば、俺ではなく愛音が何かされると確信した。

本当はこいつらを無視して、親父になど会うつもりもなかった。

でも、これは俺の問題であって愛音は関係のない事だ。

それなのに、愛音が巻き込まれる事は避けたかった。

とりあえず、こいつらの手前上、愛音に別れを告げる事にした。

素直な愛音の事だ、きっと俺に捨てられたと勘違いするに違いない。

“俺は必ずお前のとこに戻る。”

そういう意味で、愛音の首筋にキスマークを付けたんだ。

それなのに…。


泣いてすがる愛音の言葉が、俺の背中に突き刺さる。

本当は抱き締めて、お前だけだと安心させてやりたい!

そんな気持ちを振り切って、俺はあの部屋を出た。


愛音は今も俺を求めて泣いているのだろうか…?


愛音…。何度も言ったよな。

その赤い印は、俺の物である証だ。

その言葉をどうか、思い出して、俺を信じて待っていてくれ!
/876ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ