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ご主人様=ドSせんせい
第25章 執着☆諦めない女
体が熱い…。
呼吸も段々と荒くなって、喉がすごく渇いてきた。
水を飲もうとコップを手に取ったが、手に力が入らない。
そんな俺からコップを奪い、その水を未来が自分の口に入れた。
「おい!俺が飲もうとしてるのに…!!!」
文句を言った俺の唇に、未来の唇が重なり、未来の口から俺の口の中に水が流れ込んできた。
「んっ…!」
それはほんの一瞬の出来事だった。
俺の唇は未来の唇に奪われた。
ありえない!
こんな口移しは、俺は全然嬉しくない。
そんな気持ちとは裏腹に、未来から流し込まれる水によって、俺の喉は潤っていった。
そして、未来の柔らかい唇の刺激がまた俺の違う疼きを呼び起こしていった。
未来の事はもう愛していないのに、俺の下半身は俺の心とは裏腹に未来を求めている。
さっきのキスで俺の下半身は、完全に反応を始めていた。