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ご主人様=ドSせんせい
第25章 執着☆諦めない女
「フフフッ。大丈夫、死にはしないわ。即効性の媚薬を少しワインに混ぜただけだから。」
媚薬…?
どうりで、鼓動は早くなり、体が熱い、呼吸も乱れるわけだ。
「こんな物飲ませてどうするつもりだ?俺と寝たいのか?」
強気に言った俺の顎を掴み顔をあげさせる。
「はっ?今更何であんたに抱かれたくなるわけ?こっからは、ヒジネスよ。あんたにも協力してもらわないとね。」
「俺は、お前の言いなりにはならない。」
顎を掴まれたまま、俺は未来を睨んだ。
「いつまでそんな威勢良くいられるかしらね。すぐに自分から欲しがるようになるわ。即効性あるけど、効き目も強力だからね。」
俺の瞳をジッと見つめて、ニヤッとした未来が、俺をすごく苛つかせた。
俺の体は未来が言うように、完全に媚薬が効き始めていた。