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ご主人様=ドSせんせい
第5章 調教☆拘束&目隠し

チャイムが鳴ると、先生を囲んでいた女子達も席に着き、先生がよく見えるようになった。


授業が始まると、先生が楽譜をまわす。

前の席から後ろへ回される楽譜。

先生は数えながら、列ごとに楽譜を配っていたのに、私の列だけ、プリントが多かった。

後ろを見たら誰もいなくて、私がこの列の1番後ろだったので、仕方なく先生に声を掛ける。

「先生!楽譜が余りました!」

そう言うと先生は、私を見て

「あぁ、すみません。神田さん、前まで持ってきてくれますか?」

と、わざとらしく言った。

「じゃ、その間皆さんは、楽譜によく目を通してください。」

先生が言うと、皆一斉に視線が自分の楽譜へと向く。

私と先生を見ている人は誰もいない。

先生が私を真っ直ぐに見つめて微笑む。

楽譜を渡した私の手を先生が握り、私を引き寄せた。

ドキッとして見上げると、耳元で先生が囁く。



「金曜日は下着を着けずに、音楽室へ来てくださいね。」


先生はいつもの妖艶な瞳で、私をまた見つめては、私の心を惑わした。
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