この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第5章 調教☆拘束&目隠し
チャイムが鳴ると、先生を囲んでいた女子達も席に着き、先生がよく見えるようになった。
授業が始まると、先生が楽譜をまわす。
前の席から後ろへ回される楽譜。
先生は数えながら、列ごとに楽譜を配っていたのに、私の列だけ、プリントが多かった。
後ろを見たら誰もいなくて、私がこの列の1番後ろだったので、仕方なく先生に声を掛ける。
「先生!楽譜が余りました!」
そう言うと先生は、私を見て
「あぁ、すみません。神田さん、前まで持ってきてくれますか?」
と、わざとらしく言った。
「じゃ、その間皆さんは、楽譜によく目を通してください。」
先生が言うと、皆一斉に視線が自分の楽譜へと向く。
私と先生を見ている人は誰もいない。
先生が私を真っ直ぐに見つめて微笑む。
楽譜を渡した私の手を先生が握り、私を引き寄せた。
ドキッとして見上げると、耳元で先生が囁く。
「金曜日は下着を着けずに、音楽室へ来てくださいね。」
先生はいつもの妖艶な瞳で、私をまた見つめては、私の心を惑わした。