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ご主人様=ドSせんせい
第5章 調教☆拘束&目隠し

そんな私の気持ちなんて、先生は知るはずもない。

いつものように、淡々と授業を進めている。

先生の授業は、あっというまに時間が過ぎる。

他の授業は、なかなか終わらないのに…。

「最後に今日は、さっきの課題曲を僕が歌うんで、何となく頭に入れてください。来週から皆で練習を始めますからね。」

先生がピアノの椅子に座り鍵盤に指を置く。


いつも綺麗な先生の顔は、より一層キリッとして、それだけでも見とれてしまう程…。

ピアノを弾くだけでも格好いい先生が更にピアノに合わせて歌を歌う。

綺麗な音色に合った先生の美しい歌声に、皆が聞き惚れる。

ピアノの音に負けない先生の澄んだ綺麗な声。

姿、音色、声、全てが先生を魅力的に輝かせていた。

完璧!

まさにこの言葉でしか言い表せない先生の弾き語り。

そんな先生の才能すらも、私は羨ましく思った。
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