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ご主人様=ドSせんせい
第28章 秘密☆二人で決めた決まり
昨日の先生は媚薬に犯されて、ひたすら私を抱いた。
久しぶりの先生の温もりを感じて、私も嬉しかったのだけど。
ひたすら先生に抱かれて、体力がなくなった私は、先生の腕の中で朝までグッスリ眠れた。
「おはよ。」
先生が私の前髪を、いじりながら微笑んだ。
「おはようございます。」
朝陽に負けないくらいの先生の爽やかな表情に、朝から癒される。
「久しぶりによく寝た。最近は忙しかったのと、色々あったから、ゆっくり眠れなかったからなぁ。」
先生が私を抱き締めながら、はぁーっと大きく息を吐いた。
「そういえば、せんせ?」
「んっ?なんだ?」
「コンサートすごく素敵でした!私、感動しちゃいました。」
「俺の演奏なら、いつも聞いてるだろ?」
先生が今更か?と言った顔で私を見る。
「あんな大きな会場で演奏してる先生は、やっぱりいつも以上に素敵だったって事ですよ。」
「ありがとう。またやる時は、招待するよ。」
そう言って先生は、照れくさそうに笑った。