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ご主人様=ドSせんせい
第5章 調教☆拘束&目隠し
音楽室まであと少し…。

私は足早に廊下を歩いていた。

「愛音!」

突然後ろから声を掛けられる。

「キャッ!」

「?どうしたの?そんな声出して?」

振り返ると花菜が不思議そうに私を見ていた。

「ごめん、急にだったから、びっくりした…。」

「それより、急いでどこ行くの?」

「音楽室にピアノを借りに行くの。花菜は?」

「私はこれから体育館。バレー部の練習。」

花菜がそう言って私の制服をじっと見る。


何?ばれてる?


「ねぇ、愛音制服が…。」

花菜がそう言って私の制服に手を伸ばす。

私は思わず瞳をギュッと閉じた。

「襟出てなかったよー!じゃ、ピアノ練習頑張ってねー!」

花菜は私の襟を直すと手を振って、体育館へ行ってしまった。

「ハァーッ…。」

私は思わず大きな息を吐いた。

ドキドキした…。

何か悪いことをしているようで、後ろめたい…。

そんな中でも体は、熱くなっていくのを感じていた。
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