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ご主人様=ドSせんせい
第5章 調教☆拘束&目隠し

音楽室に入ると、先生はまだいない。

いつものように、先にピアノの練習をしていると、後ろに先生の気配を感じる。

構わずにそのままピアノを弾いていると、急に私の視界が遮られた。

「せんせ?何?」

思わず手を止めて先生を呼ぶ。

「だいぶ上手に弾けるようになったね。ただ、指を見ながら弾くのをなくそうか。今日は目隠しをしたから、頭で鍵盤や楽譜を思い出して弾いてごらん。」


後ろから聞こえた先生の声に、ホッとする。

先生の手が私の手をとり、最初の音の鍵盤に私の指をのせる。

「最初の鍵盤は、ここ。さぁ、ゆっくりでいいから、弾いてごらん。」

いつも練習している曲。

何度も練習しているから指が覚えている。

思ったよりはスラスラと動く指に自分でもビックリする。

「さすが!練習しているだけの事はあるね。その調子。」

先生に褒められて嬉しくなり、私は一生懸命にピアノを弾いた。

何とか最後まで弾き終わると、先生に後ろから抱き締められる。
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