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ご主人様=ドSせんせい
第31章 授業☆先生は悪魔?
いきなり、フーッと耳元に息を吹き掛けられて、思わず声を出してしまいそうになると、口を手で塞がれた。
ビックリして静かにしていると甘い声で耳元で囁かれる。
「愛音…。こっち向いて。」
口を塞いでいた手が、私の顎を掴み、横を向かせる。
うっすらと先生の顔が見えたかと思ったら、先生の唇が私の唇に重なった。
…………っ!!!!!
教室でしかも皆がいる中で、暗いとはいえ、先生の大胆な行動に胸がドキドキする。
今、授業中なのにー。
暗いとはいえ、誰かに見られたら、どうするの?
でも、すんごいドキドキするよーっ。
音を立てるとヤバイので、先生は軽く唇を舐めたり、触れたりのキスをしてくる。
そんな焦れったいキスに、体はどんどん熱くなってくる。
皆、先生のコンサートDVDに夢中だったり、完全に机に突っ伏して寝てたりで、誰1人私達の行為に気づいていない。
「皆暑さで疲れてる。暗闇で涼しくて、ピアノの音色で、だいたいの奴は、寝るだろうなっ。」
先生が悪魔の囁きをした。
最初からそのつもりだったんだぁ。
先生はやっぱり、神じゃなくて悪魔です…。