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ご主人様=ドSせんせい
第32章 合宿☆バスの中で…

「神田さん、髪の毛に埃がついてましたよ。」


…………!


聞こえたのは先生バージョンの先生の声。

瞳を開けると、前方の席から、柊斗と花菜が顔を出して私達を見ていた。

先生に戻って、何くわぬ顔をしている先生がすごいとさえ感じる。

もう…こんなドキドキ感いらないよ…。

私の心臓がもたない…。

ホッと胸を撫で下ろす私。

いつもと変わらない真面目な先生。

そんな私達を柊斗は、やれやれと呆れ顔で見ていた。
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