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ご主人様=ドSせんせい
第34章 恋話☆秘密を共有する夜
1日目はあっというまに終わり、現在部屋でマッタリ中。
就寝時間とかは、自由なので花菜と私は布団に寝転がりながら、いろんな話で盛り上がっていた。
さっきまで、くだらない話で、笑っていた花菜が急に真剣な顔をして、私を見つめた。
「あのね、愛音。私ね、愛音に相談したい事があるんだ。」
少し遠慮がちに花菜が言う。
「うん。どうしたの?」
「あのね、滝澤の事なんだけど…。」
「柊斗がどうしたの?」
私が不思議に思い、花菜を見ると花菜が顔を赤くしている。
何だか恥ずかしそうに、口をモゴモゴさせていて、なかなか続きが出てこない。
…………?
どうしたんだろうか?
そんな思いで花菜を見ていると、花菜が目をギュッと瞑って、早口で私に告白した。
「私、滝澤の事が好きになっちゃった!」
あぁ!言っちゃった!
そんな感じで顔を赤らめている花菜が可愛い。
いつも男っぽい花菜が、今日はすごく乙女で、私も何だかすごく新鮮だし、嬉しく思う。