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ご主人様=ドSせんせい
第34章 恋話☆秘密を共有する夜
「せんせ、ありがとうございます…。」
溢れて止まない涙を先生が優しく指で拭う。
先生はいつもこうして、私の事を大切に考えてくれている。
不安に思う事はない程、私は幸せなはずなのに。
これ以上を求めるなんて、そんな自分が情けなくなってきた。
「でも、愛音がもっと俺といたいって思ってくれる気持ちは、俺も嬉しいんだからな。」
「……っ。」
「だから、これからは1人で抱えないで、素直に俺に伝えろ。お前に甘えられるのは、嫌いじゃないからな。」
「せんせ…好き。愛してる。」
「俺も、愛してる。」
先生の首に腕を回してギュッと力を込めると、先生が私の体の下に腕を入れて、そのまま私を抱き起こした。
繋がったまま、先生の膝の上に座る形で、先生に下からゆっくりと突き上げられる。