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第36章 海水浴☆愛音＆星夜

｢ねぇねぇ、愛音は水着はﾋﾞｷﾆ？｣

｢うん。黒でﾌﾘﾙついてるのにしたけど、なんか大人っぽいかも…。｣

｢えっ？彼氏大人なんだし、いいんじゃないの？｣

｢そうかな？花菜はどんなのにしたの？｣

｢実は2つ持ってきたの。滝澤は、どっちが好きな感じなのかな？と思って…。｣


花菜がﾓｼﾞﾓｼﾞしながら、恥ずかしそうに言う。

柊斗の事になると、急に乙女になる花菜が可愛い。

このｷﾞｬｯﾌﾟを全面に出していけば、柊斗もﾄﾞｷｯとするに違いない。

花菜が見せてくれた水着は、１つはﾋﾞｷﾆなんだけど、下がﾃﾞﾆﾑの短パンになっているもの。

もう１つは、ﾋﾞｷﾆなんだけど、下が花柄のﾊﾟﾚｵになっているもの。

これは絶対にﾊﾟﾚｵの方がいいに決まってる。

私は迷わず花菜にﾊﾟﾚｵをの方がいいと言った。


｢ﾃﾞﾆﾑの方が花菜っぽいけど、花菜っぽくないとこを、柊斗に見せていかないとね。ｷﾞｬｯﾌﾟが大事。｣

｢愛音がそう言うなら、こっちにする！｣


絶対に柊斗にはﾄﾞｷﾄﾞｷしてもらわないと…。

花菜の可愛さに、気付いてくれればいいのになぁ。