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ご主人様=ドSせんせい
第37章 海水浴☆花菜&柊斗
砂浜で三人で話をしていると、愛音が私と滝澤と二人で泳いでおいで!と、声を掛けてくれた。
「よし!約束した通り競争しようぜ!」
いつも愛音ベッタリな滝澤が、私を誘ってくれた。
それに約束した事覚えててくれたんだ…。
すごく嬉しい!
愛音ありがとう…。
砂浜に愛音を残して、私と滝澤は海の中に入った。
「よしっ!沖田!向こうに見える岩まで競争だ!」
「うん!わかった!まけないからね!」
二人並んで目標の岩まで泳ぐ。
滝澤はやっぱり泳ぎもうまくて、途中からは全然追いつかなかった。
岩までたどり着いた滝澤が、ゆっくりと戻ってくる。
あれ?どうしたのかな?
そう思った私の横に滝澤がたどり着くと、私の横を一緒に泳いでくれる。
「あと少しだ!頑張れ!」
「わざわざ、戻ってきてくれたの?ありがとう。」
「岩に着いたら、一休みしようぜっ!」
「うん!」
わざわざ戻って一緒に泳いでくれる滝澤。
やっぱり優しい…。
私はそんな滝澤が、大好きなんだよ。
心の中で、そう呟きながら、滝澤と岩まで泳いでいた。