この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第37章 海水浴☆花菜&柊斗
二人の生々しい情事をバッチリと見てしまった私達は、何だか気まずくなってしまう。
二人で先生と愛音の様子をゴクッと唾を飲んで見守ってしまった…。
二人の間にひたすら沈黙が続いた。
「なんか…見ちゃいけないもん、見ちゃったね…。」
「そうだな…。」
「愛音も先生も、あんなとこでするなんて、見られたらどうするんだろうね。」
「実際俺達は、見ちゃったしな…。」
「…………。」
「…………。」
き、気まずい…。
せっかく良い雰囲気だったのに…。
何を話したらいいかわからない。
「滝澤、そろそろ帰…っ。」
帰ろうかと言って立ち上がろうとした瞬間、私は足を滑らせて体勢を崩した。
「きゃっ…。」
「…危ない!!」
そう叫んだ滝澤の声を聞いた瞬間、私の腕が引っ張られ、次の瞬間には私の体は、滝澤の腕の中にあった。