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ご主人様=ドSせんせい
第39章 重なる夜☆愛音&星夜

花菜と柊斗が両思いになって、私もすごく嬉しい。

でも、先生の柊斗へのゴム渡しはさすがにやり過ぎな気がする…。

そして、今夜の部屋を勝手に決めてしまうし…。

自分の本性を二人に知られ、二人が恋人になったからって、先生のやりたい放題な気がするのは、私の気のせい?

今、私は夕飯をすませて、花菜と温泉に入っている。

この合宿も明日で終わりだから、最後に温泉に入ってマッタリしようと決めた。


「花菜、良かったね。柊斗とこれから仲良くねー。」

「ありがと。でも、うちらに気を使わず、今まで通り3人で仲良くしよう。」

「ありがと。」


確かに少しだけ、3人の関係は変わるかもだけど、友達として、花菜と柊斗と仲良くしていきたいな。


「でもさ、先生がさっき柊斗にアレ渡してたけど、柊斗いきなり花菜としたりしないよね?」


私が言うと、花菜が瞳を丸く見開いてこっちを見た。


「そうだよね?いきなりは、ないよね?」

「ないと思うけど…。」

「それより、滝澤は本当に部屋に来るのかな?」

「うーん。来たら、そういう事もあるかもしれないね。」

「そうだよね…。でも私、滝澤となら、別にそうなったとしてもいいよ。」

「花菜…。」

「私だって、早く初体験したいし、愛音とそういう話もしてみたいしね。」


花菜がそう言って笑ったけど、私と先生の性癖については、絶対に言えないよー。

花菜にドン引きされちゃうだろうし…。
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