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ご主人様=ドSせんせい
第39章 重なる夜☆愛音&星夜

「お互いに合宿最後の夜を、楽しもうね。」

「そうだね。」

「花菜、合宿付き合ってくれて、本当にありがとうね。」

「こちらこそだよ。私もすごく、いい思い出になったよ。」


二人で月を見上げながら、ゆっくりと露天風呂に入った。

この合宿で楽しかった事を思い出しながら…。

花菜…。

本当にありがとね。



温泉から出て、部屋で花菜とマッタリしてると、誰かが部屋のドアをノックした。


「滝澤です。」


柊斗の声がしたからドアを開けると、柊斗が私を見て言った。


「榊原先生が部屋に来いって言ってたぞ。」

「うん。わかった。ね、柊斗。」


「んっ?」

「花菜の事、よろしくね。」

「わかったよ。」


部屋から花菜が覗いたから、花菜に声を掛ける。


「じゃ、花菜。行ってくるね。柊斗と仲良くね!」

「いってらっしゃい!また明日ね。」


こうして、それぞれの合宿最後の夜が始まった。
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