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ご主人様=ドSせんせい
第40章 重なる夜☆柊斗&花菜
「手で塞がないで。俺で感じてる花菜の可愛い声、もっと聞かせて…。」
甘えるように言った柊斗の声が、私の脳髄に響き渡る。
普段は少年のような柊斗が、今は完全に男の瞳をしている。
私を捕らえるオスの瞳に、私はドキドキしながらも、身を任せていく。
先端を円を描くように舌先で舐める柊斗の責めに、少しじれったさを感じ始めた。
慣れてきたこの行為に、私も刺激を感じたくなり始めていた。
「ね、花菜。体が揺れてるよ。そんなに胸つき出して、どうしたの?」
「っ…!」
分かっているはずなのに、意地悪な事を言う柊斗。
初めてなのに、そんなエッチなお願いできないよー。
それにエッチな奴だって、思われたくないよー。
クスクスッ…。
柊斗が笑う。
「素直になればいいんだよ。俺と花菜しかいないんだし、お互いに気持ち良くならないと意味がない。もっと自分を解放して、感じて。」
柊斗のその言葉に、私は安心した。
そして、徐々に気持ちを解放していく事が出来た。