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ご主人様=ドSせんせい
第44章 愛奴☆琉亜の本質
☆榊原琉亜side☆
榊原家にある隠し部屋。
広い屋敷の中でメイドや、他の誰もが入れない部屋。
普段は鍵がかけられているし、誰も入ってはいけないと、パパからの命令がされている。
だから、誰もこの部屋には足を踏み入れた事がない。
そう、パパと私以外は。
防音のこの部屋では、いくら大きな声を出しても、そとには漏れない。
窓もないため、ドアを閉めれば誰からも見られる事もない。
完全に閉鎖された密室。
そうここは、中で何が行われていても、わからないように作られた密室。
そうした密室にしなくてはいけない理由が、この部屋にはある。
部屋の中に先に入ったパパが、私に低く静かな声で言った。
「さぁ、ご主人様に今日もご奉仕をしなさい。」
導かれるように、私は部屋に入る。
「ご主人様、今日もご奉仕をさせていただきます。」