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ご主人様=ドSせんせい
第45章 調教☆誠&琉亜

「琉亜、お前の綺麗な声に負担がかかるから、紅茶をいれてきた。喉を潤しなさい。」

「パパ…ありがとう。」


優しく微笑むパパは、さっきのご主人様とは別の顔。

私の声を愛してくれていても、娘としてはしっかりと愛を注いでくれている。

ただ、それは恋人としての愛ではないから、調教の時には愛がないのだ。

奥様にはどうだったのだろう?

この人も愛する人には、愛のあるセックスが出来るのだろうか?

まぁ、奴隷の私には一生関係のない話なのだけど。

調教に愛はないのだから。


「んっ?どうした?」

「ううん、何でもないよ。こうして、贅沢に暮らす事が出来るなんて、有難いなって思っただけだよ。」

「そうか。お前は何不自由なくここで、暮らしていけばいいさ。」

「パパ、ありがとう。」

「じゃ、今日はゆっくり体を休めて、また明日から声楽のレッスンに励みなさい。」


私の頭をクシャクシャっと撫でて、パパは部屋を出ていった。

愛というものが、どういうものなのか、私にはわからない。

でも、娘である時には、パパの愛を少し感じる事が出来る気がしていた。

本当の息子に、パパはどんななんだろうか?

そして、あの息子は自分のペットにどんな調教をしているんだろうか?

さっきの優しいパパの眼差しと、ペットを見る星夜の眼差しがだぶった。

知りたい。

星夜はどうやって、女を抱くんだろうか?


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