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ご主人様=ドSせんせい
第45章 調教☆誠&琉亜
口の中に何とも言えない香りと、苦味が広がっていく。
でも、それを顔には出さない。
「ご主人様。ありがとうございます。美味しかったです。」
そんな感謝の気持ちをご主人様に伝える。
そうこれがあるから、私はこうして生きていける。
半分は本心からの感謝の言葉だった。
「琉亜、今日の調教はこれで終わりだ。服を着て先に部屋で待っていなさい。」
「はい、わかりました。ありがとうございます。」
四つん這いのまま、頭を床につけて、ご主人様にお礼を言った。
調教が終わった私は、普通の人間に戻る。
洋服を着て、何事もなかったように、調教部屋を出て自分の部屋に戻った。
トントン…。
部屋に戻りしばらくすると、部屋のドアがノックされる
「はい?」
「琉亜、私だ。中に入るぞ。」
「はい、どうぞ。」
先程とは違いパパに戻ったご主人様が、部屋に入ってきた。
部屋のテーブルにマグカップを静かに置いた。