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第47章 罠？☆ｸﾘｽﾏｽﾊﾟｰﾃｨｰ

二学期も終わり、冬休みに入った。

街はすっかりｲﾙﾐﾈｰｼｮﾝに飾られている。

学校はもう休みになっているから、先生とは全然会えていなくて、ｸﾘｽﾏｽも何も予定がない状態で。

花菜と柊斗には、3人でｸﾘｽﾏｽﾊﾟｰﾃｨｰをしようと言われたけど、付き合って初めてのｸﾘｽﾏｽを邪魔したくなくて、私は先生とｸﾘｽﾏｽを過ごすと嘘をついた。

本当は暇で仕方ないんだけどねー。

そう思っていたら、先生からﾒｰﾙが届いた。


『榊原家でのﾊﾟｰﾃｨｰに琉亜が、愛音を招待したいから、連絡しろと言われた。どうする？』


え？琉亜さんが？

確かにあれから、花菜と琉亜さんは気が合うようで、行動を共にする事は、多くなった。

でも、何だか琉亜さんは、私をあまり良くは思ってないような気がする。

たまに、すごく冷めた瞳で私を見る事があるから。

花菜や柊斗も一緒なら、わかるけど、私だけだなんて…。

それに、あのお家には、先生のお父様がいる。

私は先生との関係を許してもらってないんだから、行けるはずはないのに。

琉亜さんは、その事を知らないのかな…？