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ご主人様=ドSせんせい
第47章 罠?☆クリスマスパーティー
でも、先生には会いたいな。
返信に悩んでいると、今度は先生から電話がかかってきた。
「もしもし。久しぶりだな。元気にしてるか?」
電話越しの先生の声にすら、ドキドキしてしまう。
「はい。元気ですよ。先生は?」
「あぁ、元気だ。何だか色気のない会話だな。じいさん、ばあさんでも、今時こんな会話しないぞ。」
「そうですね。何だか可笑しいですね。ふふっ。」
私が笑うと先生が甘い声で電話越しに囁いた。
「愛音…いい仔にしてたか?」
「はい…。せんせ、会いたいです…。」
「俺も会いたいよ。なぁ、愛音…。」
「はい?」
「琉亜はきっと何かを企んでいると思う。でも、親父と琉亜に俺達の事を認めさせるいい機会でもあるだろ?だから、こっちから琉亜の企みに乗っかってみないか?」
「せんせ…。」
「どのみち、おとなしくしていたって、何も変わらない。何かあったとしても、俺は愛音と別れる事はないから、安心しろ。」
「そうですね…。このままじゃ、何も変わらないですよね…。」
「正直何があるかは、わからないけど、何もしないよりは、マシかもしれないだろ?」
「そうですよね。わかりました!私、行きます!クリスマスパーティー。」
「ありがとう!当日迎えに行く。じゃあ、またな。」
「はい…。せんせ、連絡ありがとうございました。」
「あぁ!愛音…。」
「はい?何ですか?」