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ご主人様=ドSせんせい
第47章 罠?☆クリスマスパーティー
電話の向こうの先生がフッと笑った。
どうしたのかと思い、耳に神経を集中させて、先生の次の言葉を待つ。
静かにそして柔らかな先生の声が私の鼓膜を刺激する。
「愛してるよ。」
その声だけで、私の体は熱くなっていく。
先生に触れたい。
先生に触れてもらいたい。
そんな気持ちを抑えながら、私も先生に囁く。
「私も星夜さんを、愛してます…。」
電話を切ってからも、耳に残る先生の甘い囁き。
今にも蕩けてしまいそうで、私はニヤニヤせずにはいられなかった。
春に先生に一目惚れしてから、私はどんどん先生に夢中になっている。
私だけにくれる先生の甘い言葉。
これだけで、会えなくても、私は先生を信じていけるんだ。