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第47章 罠？☆ｸﾘｽﾏｽﾊﾟｰﾃｨｰ

｢星…夜さん…。｣


呼んで見たけど、やっぱり緊張するし、何だか遠慮気味になってしまう。

恋人として紹介されるには、何とも不自然な感じがする。


｢星…夜さん。｣


もう一度、ﾎﾟﾂﾘと呟いてみたけど、やっぱりしっくりこない。

うーん。どうしよう…。


｢お前さ、そんな事でﾏｼﾞに悩むなよ。そんなに好きな人の名前呼ぶのに、困った顔すんなよ。こっちが困るだろーが。｣

｢ごめんなさい。｣


大きなため息をついて、呆れたように先生が言った。

困り顔で私を見ると、また何かをひらめいたようで、先生がﾆﾔｯと笑い私に言った。

また私に何かしようとしてるんだ…。

だいたい、そんな時は先生はこうやって笑うんだから…。