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第48章 決意☆ﾊﾟｰﾃｨｰとは？

鮮やかに私の手を取り走る先生。

何があったのか、分からないけど、先生の指示に従った。

一気に廊下を走り抜けた私達は、一階にある部屋に一先ず入った。


｢星夜さん…？逃げて大丈夫だったんでしょうか？｣


息を整えながら、先生に聞いた。


｢まぁ…平気なわけはないな。やばい状況だ。｣

｢じゃあ、何で…？｣

｢あの部屋はな…。｣


そこまで言った先生が、急に口を閉じて、それ以上言うのをやめてしまった。


｢星夜さん…？｣

｢お前は知らなくていい事だ…。｣

｢………。｣


それ以上先生は、逃げた理由を教えてはくれなかった。

あの部屋で、これから一体何が起こるのか、先生は感付いていたんだ。

でも、逃げた事により、榊原さんの怒りがより一層増している事に、私達は気付いていなかった。

これから起こる大変な試練があるなんて…。