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ご主人様=ドSせんせい
第8章 罠☆キスマークの相手
今日は音楽の授業がある日。
私は朝から、ドキドキしていた。
だって先週先生に抱かれてから、先生に会っていないから。
早目に音楽室に移動したけど、先生に近い前の方の席は、すでに女子で埋めつくされている。
「あらーっ。すごいね!榊原先生の授業の時だけ、前列真ん中席、大人気だもん。予約しないと座れないくらいの競争率だわ。」
花菜が少し呆れ顔で言った。
「ほんとだね。先生すごい人気だよね…。」
私も、ふぅーっとため息をついた。
相変わらず、先生大人気だなー。
可愛い子もたくさんいるし、心配だなぁ…。
花菜と私は、空いている後ろの席に座った。
キーンコーンカーンコーン♪
チャイムが鳴るとしばらくして、榊原先生が息を切らして教室に入ってくる。
「すみません。少し遅刻してしまいました。では、授業を始めましょう!」
いつもキチッとしてる先生が、今日は何だか違う感じ。
髪も少し乱れていて、シャツもずいぶんとボタンがあいていて、先生の肌がかなり露出されている。
いつもは、キチッとボタンを閉めてる先生の乱れた服装に、女子達の瞳がキラキラとしてる。
だって、無造作になった先生の長めなサラサラな髪。
シャツから見える先生の綺麗な肌。
それが先生をいつも以上に、セクシーにさせていて、女子達の視線を釘付けにしていた。
「なんか、今日の榊原先生いつもと違うね。ま、セクシー全開だけど。」
花菜が私に話し掛けてくる。
「うん。どうしたのかね?」
私も、先生を見つめながら返事をする。