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父と娘の近親相姦日記 April fool archive
第1章 世界の終わり。始まりの二人。

周辺に漂う大量の瓦礫の中から、いくつもの金属片やプレートが光の球に吸い寄せられ、彼らの周りに寄り集まってきたのである。そしてそれらはカチカチと自動的に接合されてゆき、程なくして彼らを包み込むように、小さいが完全なシェルターが構築された。
「なに、なにこれ…どういうこと…」
「お、俺にもわからん…こんな技術は知らない…オーバーテクノロジー?ご、ご先祖様…」
完全に閉ざされた空間が完成すれば外からの光は望めない。しかし彼らは闇に包まれてはいなかった。内部にはキチンと照明が灯り、彼らの視界を確保していたのである。
それはこのシェルターが蓑虫のような単なる瓦礫の集まりではなく、正しく設計されたメカニズムによる予定調和であることを示している。
「こいつ…シェルターそのものじゃないか…小さいけれど…しかし完全だ…」
「ど、どうなるの?このまま私たちも地上に行けるの?」
その質問に答えたのは父ではなかった。
「その通りです。ようこそ5万組目のアダムとイブ。」
それはシステムガイアからの回答である。
「誰?誰なの?これ、いったいどうなってるのっ!?アダムとイブって何のこと!?」
「生きてください。そして、新しい世界を。」
ガイアのメッセージはそれで終わりだった。それ以上、何を問いかけても、静寂のみが返ってくる。
「とにかく…俺たちも地上に降りられるみたいだ。奇跡、だな…」
「なんだか…よくわからないけど…これからもお父さんと一緒に……生きて、行けるんだ。」
「ああ。」
「嬉しい…」
娘は目を閉じて、父の胸に顔を預けた。
「…でも、地球、って言っても、お店も何もないんだよね?」
「そりゃあ、2万年も人が住んでないんだ。なんにもないさ。」
「…ま、でもいいやぁ。」
ゴゴゴゴと、再び二人の周囲が騒がしくなっていく。
「どうやら、大気圏に到達したみたいだ。揺れるぞ。」
「うん。けど大丈夫。お父さんと一緒だし。」
「なに、なにこれ…どういうこと…」
「お、俺にもわからん…こんな技術は知らない…オーバーテクノロジー?ご、ご先祖様…」
完全に閉ざされた空間が完成すれば外からの光は望めない。しかし彼らは闇に包まれてはいなかった。内部にはキチンと照明が灯り、彼らの視界を確保していたのである。
それはこのシェルターが蓑虫のような単なる瓦礫の集まりではなく、正しく設計されたメカニズムによる予定調和であることを示している。
「こいつ…シェルターそのものじゃないか…小さいけれど…しかし完全だ…」
「ど、どうなるの?このまま私たちも地上に行けるの?」
その質問に答えたのは父ではなかった。
「その通りです。ようこそ5万組目のアダムとイブ。」
それはシステムガイアからの回答である。
「誰?誰なの?これ、いったいどうなってるのっ!?アダムとイブって何のこと!?」
「生きてください。そして、新しい世界を。」
ガイアのメッセージはそれで終わりだった。それ以上、何を問いかけても、静寂のみが返ってくる。
「とにかく…俺たちも地上に降りられるみたいだ。奇跡、だな…」
「なんだか…よくわからないけど…これからもお父さんと一緒に……生きて、行けるんだ。」
「ああ。」
「嬉しい…」
娘は目を閉じて、父の胸に顔を預けた。
「…でも、地球、って言っても、お店も何もないんだよね?」
「そりゃあ、2万年も人が住んでないんだ。なんにもないさ。」
「…ま、でもいいやぁ。」
ゴゴゴゴと、再び二人の周囲が騒がしくなっていく。
「どうやら、大気圏に到達したみたいだ。揺れるぞ。」
「うん。けど大丈夫。お父さんと一緒だし。」

