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第2章 学校での出来事

次の日。

伊藤さんは昨日、私が着ていた体操着と履いていたハーフパンツを身に付けていた。

昨日、ハーフパンツの前の方を濡らしてしまったので気になっていたが、まさかそのハーフパンツを履いている伊藤さんの股間をまじまじと見る事は出来ない。

ただ、気のせいかもしれないが伊藤さんが自分をにらんでいたような…

それは有り得ないね。
それは多少自分が伊藤に対しての“後めたさ”がそう思わせただけだった。


しかし、今回着た体操着が伊藤さんのだったのは偶然ではあったが、伊藤さんの体型・体格は私とよく似ていたので、ちょうど良かった。


後日。
また、放課後にハーフパンツを履く。
今回は初めから伊藤さんのを探した。

ちゃんとバッグの中に体操着とハーフパンツが入れてあった。

あれ？

でも、体操着はほのかに洗濯した匂いがあるが、ハーフパンツは…

そう。
股間の辺りが白く染みになっていた。

あの時のハーフパンツだ。

洗ってないの？

なぜ？

と思ったが、またハーフパンツを履いて、いってしまった。

今回も白く染みになった同じ個所が濡れている。

そして、また元に戻して帰宅した。


次の日も伊藤さんは私が着た体操着と履いたハーフパンツを身に付けている。

女の子ってあまりハーフパンツをまじまじと見ないのかなぁ。

でも、考えてみると男もトレパンの股間部分をまじまじと見ないもんなぁ。