この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
続・捨て犬
第6章 ごめんな…エミ


「エミ・・・」



「・・・・」



「バイト・・行くか?」



「・・・・」



「手も綺麗になってきたし
バイト・・行くか?」



「・・・・いい・・の?」



「エミが
行きたいなら
行っていいんだ。
ずっと家の中になんて
いなくていい。
ごめん・・・・
ほんとに・・ごめん」



「カズマ・・・」




「エミは
したいことをして
行きたい所に
行っていいんだ。

俺の所に

帰ってきてくれたら


それでいいんだ」




「パン屋さんに

行ってもいいの?」




「いいよ」




「由香ちゃんに

会っても・・いい?」




「いいよ」





「おばさんに・・っ

会ってもいいの?」




エミの涙声を聞いて

俺も

涙が流れた



「あぁ・・
いいんだ。

会っていいんだよ。

俺は
エミを嫌いになったり
しないから」




「カズマ・・」




ぎゅっと
エミが
俺の身体を締め付けた


その時

無性に

エミの
笑顔が見たいと思った



この数日
そんなこと
思わなかったのに



/444ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ