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続・捨て犬
第17章 最終章①・・・協会
それから俺達は
大通りに出てタクシーを拾った

タクシーの中で
エミは
何度も何度も
指輪を見ては
嬉しそうに笑って

何度も
指輪に触れていた


この先
どんなことが起こるのか
怖くて仕方ないはずなのに
そんなこと
全く忘れてしまったようなエミが


やっぱり
どこか

幼い
子供のようだった



俺は
飯も食えないくらいに
怖くてたまんねぇのに・・・。


俺も
今日だけでいい
忘れたいよ

・・・いろんなこと、全部。


忘れさせてくれよ
エミ

忘れたいんだよ


アパートについて
靴を脱ぐと
俺はすぐにエミを抱きしめて
戸惑ってる唇に
舌をねじ込んだ

「・・っん・」

こうしてなきゃ
どうにかなっちまいそうだったんだ


「カズ・・ん・・」


「いやか?」


「ちがっ・・・カズマ・・」


最初は戸惑ってたのに
エミは
急に俺をキツく抱きしめ
甘えるように
身体を摺り寄せた


「カズマ・・カズマ・・」


「ん…エミ…」


「カズマ・・」


「エミ・・」



「震えないように…

ぎゅってしてて…」



エミ…
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