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続・捨て犬
第18章 最終章②・・・カフェ

おばさんが言葉を失うと
厨房に居たおじさんが
俺達の顔が見える所まで近づき
俺達の話に聞き耳を立てた
「俺さ
こいつら結婚させてぇんだよ」
萩原の声が
店に響き渡った
「もうエミちゃんも二十歳なんだし
結婚すんの親の承諾いらねーし
とーちゃんもかぁちゃんも
カズマとエミちゃん
結婚すんの楽しみだったろ?」
「そうだけど・・」
おばさんは
おじさんと顔を見合せながら
言葉を濁した
「まぁ、かぁちゃんが反対したとしても
大人になったコイツらが
勝手に籍入れることはできるんだ。
だからぶっちゃけ、そこも問題ねぇよな?
そんでな、問題ってゆーのは・・」
萩原は
二人に喋る隙を与えたくないかのように
たたみかけた
「籍を入れたら
エミちゃんが
暴力ふるう親に
連れてかれるかもしれねぇ
ってことだ」
厨房に居たおじさんが
俺達の顔が見える所まで近づき
俺達の話に聞き耳を立てた
「俺さ
こいつら結婚させてぇんだよ」
萩原の声が
店に響き渡った
「もうエミちゃんも二十歳なんだし
結婚すんの親の承諾いらねーし
とーちゃんもかぁちゃんも
カズマとエミちゃん
結婚すんの楽しみだったろ?」
「そうだけど・・」
おばさんは
おじさんと顔を見合せながら
言葉を濁した
「まぁ、かぁちゃんが反対したとしても
大人になったコイツらが
勝手に籍入れることはできるんだ。
だからぶっちゃけ、そこも問題ねぇよな?
そんでな、問題ってゆーのは・・」
萩原は
二人に喋る隙を与えたくないかのように
たたみかけた
「籍を入れたら
エミちゃんが
暴力ふるう親に
連れてかれるかもしれねぇ
ってことだ」

