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続・捨て犬
第18章 最終章②・・・カフェ
その声を聞きながら
俺はおばさんを追いかけて
カフェを飛び出していた

目の前を走るおばさんの速度は遅く
俺はあっという間に
おばさんに追いつき
声をかけた

「だ、大丈夫ですか?」

息を上げながらも
走るのをやめようとしない
おばさんが

心配だ


「平気よ・・このくらい・・
は、早くしなきゃ・・」


エミのために
必死になってくれるおばさんを見て
俺は泣きそうになっていた


どうしてこんなに
心配してくれるんだろう

俺が

エミが

嘘をついて
ずっと騙してたっていうのに

どうして・・・


走り続けることができなくなった
おばさんは
時々歩きながら
それでもまた走ったりしながら
前へ前へと進み続ける


「わからないわ・・
おばさんには・・はぁ・・はぁ・・
まだよくわからないの

で、でもね・・

でも
おばさん
二人が好きなのよ・・」




「・・・・・」


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