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第4章 【感謝】アンケート回答者にご挨拶

いなしろさま
→香月朱羽(シークレットムーン), 結城睦月(シークレットムーン),

朱羽「いなしろさん、……照れます」

結城「ああ、真っ赤になっちゃった。俺達を選んでくれて、ありがとうございます。意外に香月は、言われる側には慣れていないらしいな」

朱羽「言う分にはいいんだけど」

結城「いなしろさんをKOするほどの甘い言葉って、なに言ってるんだよ。ちょっと言ってみ？」

朱羽「……(こそこそ)、別に甘くも……」

結城「うわ、俺鳥肌立ってきた。なにお前キザっぽく言ってるの？」

朱羽「いや、別に。普通にそのまま真顔で……」

結城「アメリカってオープンな国だものな。その違いか？」

朱羽「でもむっちゃんも、ストレートにぶち込んだようで。ちょっと教えて？」

結城「むっちゃん言うな。別に俺もそこまで凄いことは……(こそこそ)」

朱羽「!!!」

結城「真っ赤になるなよ、お前が!!」

朱羽「だって……」

結城「俺達の方が過剰反応しているのに、あいつはよく平気で過ごせたよな」

朱羽「ええ。(そこまで結城さんがストレートに言ったのに、よく靡かなかったな)

結城「いなしろさんの旦那さんは、どうやって口説いてプロポーズしたんだろう」

朱羽「後学に気になるところです。いなしろさんを決心させた言葉を」

結城「お前、その眼鏡キラーン！はやめろ！」

朱羽「是非、教えて下さい。どんな言葉でときめいて、今どんな幸せな暮らしをしているのか」

結城「いなしろさんごめんな、こいつすげぇ乗り気で……こら香月、戻ってこい！　いなしろさんが見ている画面の方に行くな、香月!!」