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Cross roads
第3章 Cross road 3
「後輩を紹介?」
偶然に元カレに出会った日。私は祥悟くんとデートだった。
カフェでパスタを食べながら、祥悟くんが切り出す。
「うん。俺の部下っていうか、後輩っていうか。すごいイイ奴だし、顔もいいし、仕事もできるのに、彼女居ないんだ。こないだ呑みに行く機会があって、イロイロ話してさ。なんか、ちょっと家庭の事情が複雑だったみたいで、女性を信用しきれないトコがあるって…状況は違うけど、なんか、昔の自分見てるみたいで、ほっとけなくて。かと言って社内で、無理やりくっつけんのもアレだし。お節介だってわかってるんだ。でも気になるんだよ。」
「祥悟くんがそこまで言うの、珍しいね。彼氏なしで、いいコかぁ…」
「そいつ、今年26だから、あんまり年離れすぎもなんだし、プラマイ2〜3歳くらいで、難しい?」
「2コ下の後輩なら居るけど、彼氏がいるかどうかは聞いたことないなぁ。よく先輩に合コンに連れてかれてたから勝手に居ないんだろうとは思ってるけど…」
「あ、コッチの写真見せとくね。こないだ居酒屋で無理矢理撮ったヤツだけど。」
祥悟くんが携帯を出して写真ファイルを開ける。
そこに写っていた、1人の男性。
短い髪をツンツンに立てて、はにかむような照れたような笑顔だけど、すごく精悍で、爽やかな感じ!
偶然に元カレに出会った日。私は祥悟くんとデートだった。
カフェでパスタを食べながら、祥悟くんが切り出す。
「うん。俺の部下っていうか、後輩っていうか。すごいイイ奴だし、顔もいいし、仕事もできるのに、彼女居ないんだ。こないだ呑みに行く機会があって、イロイロ話してさ。なんか、ちょっと家庭の事情が複雑だったみたいで、女性を信用しきれないトコがあるって…状況は違うけど、なんか、昔の自分見てるみたいで、ほっとけなくて。かと言って社内で、無理やりくっつけんのもアレだし。お節介だってわかってるんだ。でも気になるんだよ。」
「祥悟くんがそこまで言うの、珍しいね。彼氏なしで、いいコかぁ…」
「そいつ、今年26だから、あんまり年離れすぎもなんだし、プラマイ2〜3歳くらいで、難しい?」
「2コ下の後輩なら居るけど、彼氏がいるかどうかは聞いたことないなぁ。よく先輩に合コンに連れてかれてたから勝手に居ないんだろうとは思ってるけど…」
「あ、コッチの写真見せとくね。こないだ居酒屋で無理矢理撮ったヤツだけど。」
祥悟くんが携帯を出して写真ファイルを開ける。
そこに写っていた、1人の男性。
短い髪をツンツンに立てて、はにかむような照れたような笑顔だけど、すごく精悍で、爽やかな感じ!