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Cross roads
第3章 Cross road 3
そろそろ昼休憩が終わる、くらいの時間に、携帯が鳴る。
沙織ちゃんからLineで写真が届いてた。
アプリを立ち上げると
『田嶋 美佳さん25歳です』
という本文と、可愛い女のコの写真だった。
肩を覆うくらいのセミロングの髪をハーフアップで纏めてて、前髪も斜めに流した王道スタイル。
垂れ目がちの大きな眼と、右目の下に泣きぼくろ。
色が白くて、ピンクの頬はたぶんチークじゃなく自前。化粧もナチュラルだし、恥ずかしそうに笑う顔は男ウケ間違いなしだ。
さすが沙織ちゃん。
いいカード持ってる。
「萩原くん、ちょっと」
昼休憩から戻って自席に座りかけた萩原くんを呼ぶ。
「何ですか?」
「こないだの話なんだけど。」
「こないだ?」
キョトンとする萩原くんに、送られてきた写真を見せる。
「可愛いよね。会ってみる気、ない?」
「……祥悟さん、本気だったんですか…」
そういう萩原くんも目の下がうっすら赤らんでいて。
悪い反応じゃあない。
沙織ちゃんからLineで写真が届いてた。
アプリを立ち上げると
『田嶋 美佳さん25歳です』
という本文と、可愛い女のコの写真だった。
肩を覆うくらいのセミロングの髪をハーフアップで纏めてて、前髪も斜めに流した王道スタイル。
垂れ目がちの大きな眼と、右目の下に泣きぼくろ。
色が白くて、ピンクの頬はたぶんチークじゃなく自前。化粧もナチュラルだし、恥ずかしそうに笑う顔は男ウケ間違いなしだ。
さすが沙織ちゃん。
いいカード持ってる。
「萩原くん、ちょっと」
昼休憩から戻って自席に座りかけた萩原くんを呼ぶ。
「何ですか?」
「こないだの話なんだけど。」
「こないだ?」
キョトンとする萩原くんに、送られてきた写真を見せる。
「可愛いよね。会ってみる気、ない?」
「……祥悟さん、本気だったんですか…」
そういう萩原くんも目の下がうっすら赤らんでいて。
悪い反応じゃあない。