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Cross roads
第3章 Cross road 3
「俺?え〜、何色だろう…子供の頃は黄色、好きだった…今は…緑かな…黄色も好きだけど…あ、でもね、一番好きなのはコレ!」

サンプルの中の1つを指差した。

「ピーコックグリーンですね!キレイ!」

田嶋さんが胸の前で指先だけの音無し拍手をしてくれる。
「僕は、黒…い服が多いかな。子供の頃はどうだっただろう。結構黒好きだったけど。他は…」

「ピンク、は?」

田嶋さんが萩原くんに聞く。
萩原くんはピンクってイメージじゃないけどな…

「嫌いじゃないよ。自分には似合わないと思うけど、女のコがピンク系のカッコしてるのとか、つい目が行くから…」

「男性はね、身に付けると考えるなら、あまり派手な色は選びにくいですもんね。じゃ、武井さんと萩原さん、どっちか選んでください。」

田嶋さんがバッグから2本のネクタイを出した。
1つはブラウンに黄色とモスグリーンの細いラインが入ったレジメンタルストライプ。
もう1つはネイビーにピンクの細かいドット。
俺は反射的にブラウンを、萩原くんはネイビーを選んだ。

「それ、差し上げます。」

「ナニナニ?田嶋さん、どゆこと?」

沙織ちゃんが驚く。俺も萩原くんも驚いた。
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