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Cross roads
第5章 Cross road 5
マンションの部屋の中。
美佳ちゃんと2人。
俺は美佳ちゃんと付き合いだして、2度目の週末。
あの日、観覧車のゴンドラの中で美佳ちゃんに醜態を晒して以来、今まで頑なだった気持ちが昇華できた気がした。
祥悟さんの言った通り、美佳ちゃんは凄く懐の深い女のコで。
話しても面白いし、一緒にいて楽しい。安心感もある。だけど、ふとした仕草や表情に、ドキッとする事もある。
まるで、中学の時、初めて同じクラスの女子を意識した時のように、美佳ちゃんの一挙手一投足に翻弄される自分がいた。
オンナなんて皆同じ。
ただ、その時その時間を楽しむだけの関係、とカッコつけて深入りしないスタンスだった俺が、まるで嘘のようだった。
…まだ、2週間。
偶に、平日の夜会うこともあるけど。
さすがに身体は許しちゃくれない。
今までがだいたい、試してみる?のひと言で、身体から始めることが多かったから、こんなピュアな交際は初めてで、逆にどこまで踏み込んでいいのかがわからなかった。
美佳ちゃんと2人。
俺は美佳ちゃんと付き合いだして、2度目の週末。
あの日、観覧車のゴンドラの中で美佳ちゃんに醜態を晒して以来、今まで頑なだった気持ちが昇華できた気がした。
祥悟さんの言った通り、美佳ちゃんは凄く懐の深い女のコで。
話しても面白いし、一緒にいて楽しい。安心感もある。だけど、ふとした仕草や表情に、ドキッとする事もある。
まるで、中学の時、初めて同じクラスの女子を意識した時のように、美佳ちゃんの一挙手一投足に翻弄される自分がいた。
オンナなんて皆同じ。
ただ、その時その時間を楽しむだけの関係、とカッコつけて深入りしないスタンスだった俺が、まるで嘘のようだった。
…まだ、2週間。
偶に、平日の夜会うこともあるけど。
さすがに身体は許しちゃくれない。
今までがだいたい、試してみる?のひと言で、身体から始めることが多かったから、こんなピュアな交際は初めてで、逆にどこまで踏み込んでいいのかがわからなかった。