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Cross roads
第5章 Cross road 5
今日、初めてキスをした。
部屋で美佳ちゃんの肩を抱き、そっと抱き寄せたら拒否しなかったから、そのままそっと唇を重ねる。
恐る恐る舌を差し込み、味わった。
携帯が鳴ってるのも知ってたけど、出る気は無かった。
今はこっちの方が大事…
ちゅぷ…と音を立てて唇を離し、見つめ合う。
そのまま抱き締めて、押し倒そうとしたけど、頑なに首を振られる。
ハイ…
諦めて目を逸らし、腕を伸ばして携帯を手にとる。
親父から着信だった。
見られてたわけじゃないのに妙に気まずい。
「電話、誰から?」
「親父。」
「かけ直さなくていいの?」
「今は美佳ちゃんとデートだろ?美佳ちゃんが帰ってからかけ直すよ。」
「でも、急ぎかもよ?かけてみなよ。」
何故か有無を言わせぬ感じで、仕方なく俺は電話を掛ける。
部屋で美佳ちゃんの肩を抱き、そっと抱き寄せたら拒否しなかったから、そのままそっと唇を重ねる。
恐る恐る舌を差し込み、味わった。
携帯が鳴ってるのも知ってたけど、出る気は無かった。
今はこっちの方が大事…
ちゅぷ…と音を立てて唇を離し、見つめ合う。
そのまま抱き締めて、押し倒そうとしたけど、頑なに首を振られる。
ハイ…
諦めて目を逸らし、腕を伸ばして携帯を手にとる。
親父から着信だった。
見られてたわけじゃないのに妙に気まずい。
「電話、誰から?」
「親父。」
「かけ直さなくていいの?」
「今は美佳ちゃんとデートだろ?美佳ちゃんが帰ってからかけ直すよ。」
「でも、急ぎかもよ?かけてみなよ。」
何故か有無を言わせぬ感じで、仕方なく俺は電話を掛ける。