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桃色フラストレーション
第18章 タイミング
「本当は俺、ちゃんと恋人になってる子としかエッチとかはしたくないんですけど、もうこうなってくるとセフレからでも相性の良い子とタイミングよく出会えればそれから恋人になればいいのかな?とか思えてきて。ていうかエッチすると惚れる……」
「わかる!カラダから始まる恋、みたいなやつだよね?」
「うん、ありだよなそれも」
「ねぇ千代もそう思わない?」
「えっ」
いきなりこっちに振られて動揺を隠せない。
「あ、うん……、どうなんだろう……それこそタイミングと相手次第、なのかもね……」
適当に相槌を打ってお茶を濁した、つもり。
「うんうん、純くん可愛いしさー、モテるだろうに、なんだろうね女運ないのかな?」
「やめてくださいよ……俺はちゃんとうまくいく相手に出会えると思ってるんで」
「あぁごめん!きっとこれからは大丈夫だろうけど」
「……ってか……、俺、本当に好きだったんですよそのセフレの人が。でももし俺が好きとかじゃなく身体の関係だけって割り切れてれば、あのまま続いてたのかなぁとかいろいろ考えちゃって」

胸の奥がズキズキ痛む。千代さん、可愛い……大好き……と言ってくれていた純くん。その気持ちに応えられないのに、私から手を出した人……。ダメダメ、考えちゃダメ。と、振り払うように、お酒で紛らわす。
「そんなに良かったの?その人」
いやらしい顔でそう尋ねる亮太に、純くんが答える。
「最高にエロくて可愛かったですよ」
何なのこの恥ずかしいプレイは……。もう逃げ出したい……。
「その人がエロ過ぎて、普通の女の子ってどこからが変態なのかもうわかんなくなっちゃった」
「それで純くん次の彼女にいきなり同じようなプレイしたんだ?」
「まぁ……、そこまでじゃないと思うけど……、うん」
「純いったい何して変態って言われたんだよ」
「亮太それ聞く!?聞いちゃう!?」
遥香その嬉しそうなテンションやめて……。
「うーん、俺もいったいどれが変態だと思われたのかわかんないんですよね。言葉攻めとかシックスナインとか、自分でシてるとこ見せてって言ったりしたことなのかなぁ?って」
う、うわぁぁぁ……。
「きゃーー!!純くんそれエッチーー!!」
「おま、それ……、いきなりだと確かに女の子引くんじゃね……?」
「ですかねぇ……」
やめてもうやめて……。恥ずかしくてどうしようもない。お酒が進む……。
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