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桃色フラストレーション
第20章 台風の目 - 1
窓を揺らし叩きつける激しい暴風雨の音に包まれた部屋に、熱い吐息が響き渡る。言葉もなく飢えたけものが貪りつくように、彼は私の身体を堪能し、至る所に口付け、舌を這わせる。その余裕のない表情と荒々しい愛撫が、私の芯を熱くした。
「んっ……、はぁっ……」
甘く蕩けるような、というよりも、必死ですがりつくような、焦燥感に溢れた様子で、彼は私の胸を揉み、乳首を摘まみ、咥えて転がす。何も言わずに下着の中に突っ込まれた手が熱い中心を弄り、掻き回す。言葉攻めとはまた違ったいやらしさを感じ、昂ぶって腰を動かしてしまう。
「んッ……、あぁんっ……」
黙ったまま下着をグイッと引き下げ、荒々しく脱がされた。こんな高崎くんを見るのは初めてで、興奮してしまう。すぐに彼自身の下着もずり下ろされ、逞しい男根が天井を向いて現われた。本当に溜まっているという感じで、はち切れんばかりに勃起しているそれを見て、思わず息を飲んでしまった。
「……そんなに見るなよ」
行為に及んでから初めて彼が発した照れくさそうなその言葉が、かえって恥ずかしさを煽った。
「み、見てないよ……」
「嘘つくなよ。今見とれてただろ……?」
彼は私の首に手をかけ、顔を引き寄せた――座っている自分の股間へと。
「えっ、ちょっ……」
目の前で生き生きと隆起している尖端が、唇に押し当てられる。
「よく見て……。桃井に、見て欲しい……」
見て欲しいと言いながら、グリグリと押し付けられて、私の視界に入るのは付け根のあたり……で、それがまたとてつもなく淫靡で……、魅せられた私は舌を差し出し、尖端を舐め回し始めていた。
「んっ……、はぁっ……」
甘く蕩けるような、というよりも、必死ですがりつくような、焦燥感に溢れた様子で、彼は私の胸を揉み、乳首を摘まみ、咥えて転がす。何も言わずに下着の中に突っ込まれた手が熱い中心を弄り、掻き回す。言葉攻めとはまた違ったいやらしさを感じ、昂ぶって腰を動かしてしまう。
「んッ……、あぁんっ……」
黙ったまま下着をグイッと引き下げ、荒々しく脱がされた。こんな高崎くんを見るのは初めてで、興奮してしまう。すぐに彼自身の下着もずり下ろされ、逞しい男根が天井を向いて現われた。本当に溜まっているという感じで、はち切れんばかりに勃起しているそれを見て、思わず息を飲んでしまった。
「……そんなに見るなよ」
行為に及んでから初めて彼が発した照れくさそうなその言葉が、かえって恥ずかしさを煽った。
「み、見てないよ……」
「嘘つくなよ。今見とれてただろ……?」
彼は私の首に手をかけ、顔を引き寄せた――座っている自分の股間へと。
「えっ、ちょっ……」
目の前で生き生きと隆起している尖端が、唇に押し当てられる。
「よく見て……。桃井に、見て欲しい……」
見て欲しいと言いながら、グリグリと押し付けられて、私の視界に入るのは付け根のあたり……で、それがまたとてつもなく淫靡で……、魅せられた私は舌を差し出し、尖端を舐め回し始めていた。